ピラティスを行う上で重要なことの一つに呼吸があります。
一般的に腹式呼吸と胸式呼吸がありますが、ピラティスは胸式呼吸です。
鼻から吸って、口から吐くという呼吸方法になります。
また胸部の背中側下部(肺葉下部)に空気を吸い込むことを奨励しており、
ここの部分で呼吸することで、
・効率的なガス交換が行われる。
・深層筋の働きを促す
・集中力が増す
・不必要な筋肉の緊張を防ぐ
などの効果があります。
初期段階でこの呼吸方法を伝えますが、最初はなかなか難しいと思うので、
慣れないうちは呼吸を止めないことを意識してもらっています。
スポーツをする時は、なおさら止めないことを意識してもらいます。
呼吸を止めてしまうと・・・・
乗馬では、全身の筋肉が固くなり、リズムが取りづらくなったり、手綱を引きすぎたり、
猫背になって前かがみになり坐骨に体重が乗らなくなりバランスを崩すなどのことが
起こりがちになります。
ゴルフでは、スイング途中で呼吸を止めてしまうと変に腕に力が入り、
スムーズなスイングが出来なくなる、そしてケガにもつながります。
プロゴルファーでスイング途中に呼吸を
止めないようにするために、舌を出してスイングする練習をしている方もいるそうです。
それくらい呼吸を止めないことは大事なんですね。
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