ストットピラティス5原則のうちの1つに「頭と頚部の配置」があります。
ニュートラルな姿勢で座っている時、頸椎は自然なカーブを保ち、
頭は両肩上にバランスよく位置するのが理想で、仰向けに寝ている時にも
このポジションを維持すべき というものです。
また首を前後に曲げたり、左右に倒したり、回したりする時は、
頸椎のカーブは胸椎のつくるラインの延長線上にあるようにします。
頭、首の位置が大事であることをお客様にお伝えして、実践していただきますが、
それでも上体を屈曲するエクササイズでは腹筋より首の方がしんどい
という意見をグループレッスンでお聞きすることがあります。
そんな時のモディフィケーション。(例:アブプレップ)
両手あるいは片手で頭を抱えて、頭の重さを手で支えます。
こうすることでより首にかかる負担を減らし、腹筋に集中することができます。
どうしても首の方がしんどいと感じる人は、この方法で行ってみてください。